活動報告の機関誌『風のささやき』コーナーに『風のささやき』68号を掲載しました。ぜひご覧ください。
成田山公園と酒蔵見学ハイキング報告(個人ハイキング)

山行日:2025年3月1日
参加者:6名
天気:晴
コースタイム:
8:30成田駅…9:00成田山新勝寺…9:10成田山公園…11:00長命泉酒蔵…12:30成田駅(解散)…居酒屋解散14:30
3月初日、風も無く、快晴、ぽかぽか、最高のハイキングになりました。
8時半成田駅に集合すると、久々のご参加の方が多く、まずは自己紹介。本日は、SAさん、SYさん、Yさん、Nさん、Fさん、リーダのMの6名でした。
まずは新勝寺にお参り。SKさんとYさんは初新勝寺とのこと。対照的なのがNさん、Fさん。すぐ近くの八千代からとのことで、さすがに良くご存じです。今回ルートをあんまり考えていなかったMをリードしてくれ、ゆったりとしながらも時間通りの進行になりました。門をくぐるとYさんの「すてきな狛犬!」との声に、通り過ぎた面々は、どこ? 何と溶岩の塊としか見ていなかった塔の上に立派な狛犬が…さらによく見ると小狛犬が下の方に2匹も!その後も何度か狛犬に出合い、これだけ狛犬が凝っているところも無いよね…と盛り上がりました。
豆まきでテレビに映る大本堂の前に到着すると、大きな太鼓の音が響きます。朝のお勤めが始まったようで中をのぞくと結構な一般人が着座して祈りを捧げており、信仰の深さを感じました。
さて、本日メインの成田山公園はすぐ隣。ちょうど梅まつり開催中でとてもきれいな梅がいたるところ…香りが素晴らしい! そんな華やかな雰囲気の中、梅の木に付いたウメノキゴケやノキシノブ、足元のノビルやオオイヌノフグリなどの地味な植物を紹介するリーダーM。実践は難しかったですが、スマホで小さな花を撮るときのテクニック講座も開きながら、ゆったりと公園の池を廻りました。最後の目的地の滝に着くと…何と水が流れていない!でも散々和やかな庭園を歩いてきたおかげで、誰も文句は言わず、渇水のせいでしょうか、雨降ってないですね、山火事大丈夫ですかね…とリーダーの責任を問われることなく一安心。そうして新勝寺に戻ってくると、何と本日一番の満開の梅! 青空をバックに最高の記念撮影になりました。なかなか見ごたえ歩きごたえのある公園でした。この時期の梅はもちろんのこと、池にかかる枝垂れ桜、カエデ…さらには巨大なサルスベリ。1年を通して楽しめそうです。
さぁ、次は本日のメイン第二弾!酒蔵です。実は朝は場所を教えませんでしたが、聞いてみると何かすごく大きくあったという人と、え?全然気づかなかったという人が…この表参道に造り酒屋があるとは意外と気づかないものなのです。いよいよ見学開始ですが、まずは白衣とヘッドキャップを身につけます。そして日本酒のできる順に解説を聴きながら見学します。本日の案内人は、リーダーの知人のYMさん。実際に酒造りに携わっている社員です。材料の紹介から、米の洗い方、もろみの作り方、発酵、濾過まで、すべてを見させていただきました! 大吟醸がどれだけ贅沢なのかということも良く分かりました。そうして最後には、お店では絶対買えない、搾りたての日本酒の飲み比べ。雄町のお酒は特に美味しかった…でも、搾りたてなのでまだ製品になっていない! つまりお土産には買えないとのこと…それだけ貴重な体験をさせていただきました!
最後は居酒屋で、健康、山、アルプ、会長の話で大盛り上がり。またこんな風に出かけたいねと言ってお別れです。登山に不安がある方、ぜひハイキング企画にご参加ください。














赤沢山雪山個人山行報告

山名 赤沢山
実施日:2025年2月15日
コースタイム:土合駅9:10…12:10折り返し地点(1180m)…昼食…13:00…15:20土合駅
昨年雪が少なくて中止となった赤沢山。今年は雪が多いとのことで個人山行として挑戦しました。
入念な準備ののち、快晴の雪原に期待を膨らませながら駅を出発!ところが、山に入ろうとするも、除雪による雪の壁が高すぎて予定箇所から入れず…結局山の家脇のわすがな踏み跡を頼りに取り付く。最後までこのトレースを頼りに歩くことで酷いラッセルをすることなく進むことができた。ただそれでも、段差が大きすぎるところではピッケルで雪をかきおろし、膝で固めるなどガッツりラッセルする場面も…そんな中、YOさんは段差を見分けるのが難しいため最初から最後までほとんどキックステップや踏み固めながらの登山となり、一人ラッセルを頑張ることに…その技術と体力は見事!
そうして急坂を登りきった1180m地点で予定の時間を過ぎてしまい、昼食をとって下山することに。
樹林帯のためスッキリとした展望という訳にはいかないが、それでも落葉樹の樹間からは快晴の青空に真っ白な谷川連峰がクッキリと見え大満足である。昼食をとっていると、後から来たスノーシューの一団にラッセルのお礼を言われる。いやいや、我々の前に一人いたからです(^_^;)
降りも急坂で苦労したが、無事に15:20 土合駅着。15:34 発の電車に余裕を持って乗ることができた。
赤沢山の山頂には到達できませんでしたが、雪が無いと入れない一番しんどい斜面を登りきったことと、たっぷりの雪にまみれたことで目標達成とさせてもらいました。
来年は誰でも歩けるスノーシューハイキングコースを企画しますので、ぜひご参加ください。







ふれあいハイキング・NHK放送博物館街歩き(20250119)報告

実施日:2025年1月19日(日) 参加者:酒井(リーダー)、他2名
天候 曇
コースタイム:神谷町駅集合9時50分 10時00分発…NHK放送博物館(10時20分-12時)…愛宕山神社(12時-12時15分)現地解散
港区の愛宕山にあるNHK放送博物館を訪ねた。
入り口では1月から始まった大河ドラマ『べらぼう』の主人公の写真が迎えてくれた。
まず最上階4階から見学。ここではNHKのアーカイブを視聴出来る。今度の機会に是非見てみたい。
3階は放送開始からのテレビの歴史を学べる展示があり、2階では放送開始時からの歴代の大河ドラマや朝ドラの展示があった。皆放送当時の懐かしい出来事が思い出されるようだ。
また、2階の体験コーナーでは、波音や馬の足音の効果音を試したり、天気予報のアナウンサー体験等楽しんだ。
バーチャル画像コーナーでは自分の服が十二単、義経、新選組、あまちゃん等々に変わり大笑いした。
予想通り来館者が多くなく、ゆっくりと見学することが出来た。
その後、隣接する愛宕山神社へ。敷地内にあるカフェで昼食をとり、一旦女坂から下へ降り、KさんとSは曲垣平九郎の故事にちなみ「出世の石段」と呼ばれる急な石段を登った。高所恐怖症の人には厳しい勾配だ。神社HPの記述によると、なんと実際にここを馬で上り下り出来た人が何人かいるそう。
今回はほぼ屋内での活動になりました。今後真冬や特に暑い真夏にはこのような屋内活動も良いのではと感じました。皆様お疲れ様でした。
記:酒井












天覧山・多峯主山報告(2024年12月15日)

山行日:2024年12月15日
参加者:加登(リーダー)、他7名(うち障がい者3名)
コースタイム:
飯能駅(11:40)→登山口(12:10)→天覧山(12:30・休憩20分)→多峯主山(13:50・小休憩)→車道出合(14:30)→飯能市博物館(15:00・休憩20分)→飯能河原(15:30)→飯能駅(15:50・計7.5km)→忘年会(16:00)→解散(17:30)
今年最後の忘年山行は手軽に登れる飯能の低山とし、いつもより遅い時間の出発となった。レトロな商店街を歩きながら、登山口に向かった。天気は快晴で青空が広がっていた。
登山口から登り始めると、木陰ではまだ紅葉が残っていてきれいだった。珍しい石像のあるコースから登ると、視界が開けて市街地や富士山を見る事ができた。天覧山の山頂では展望台となっていて、大山や丹沢から奥多摩の山々を眺める事ができた。暖かい日差しの元、ここで昼休憩とした。
次の多峯主山まではいったん下り、湿地帯を抜けて登り返すコースを歩いた。間もなくして、大きな雨乞池に到着。鼻と息を止めて七周すると、ご利益があるという案内があったが、難しいと思いながら皆さん見入っていた。
少し登った多峯主山の山頂では人が多く賑わっていた。見晴らしも良く、秩父方面の山も見る事ができた。一休憩した後、林間コースで下山した。ここは人通りが少なかったが、静かで歩きやすいコースだった。
途中、時間調整で飯能市の博物館に立ち寄った。ここでは里山の紹介や展示があって、皆さん興味深々で見学していた。帰りは河原沿いを経由して駅に向かった。
予定通りにお店に到着して忘年会を始めた。Mさんが宴から参加となった。久しぶりの参加となったAさんの話に皆さん談笑しながら、宴を楽しむことができた。来年も多くのメンバーが参加できるような計画を立てて、会を盛り上げて行ければと思います。
記:加登
写真:網干&加登


















ふれあいハイキング・奥多摩むかし道報告20241124

山行日:2024年11月24日(日) 参加者:酒井(リーダー)、他6名
天 候:晴
コースタイム:
奥多摩駅改札9:20集合 バス9:30発→奥多摩湖9:50着 10:10発…西久保の切り返し11:40着 昼食 12:00発…境橋バス停13:52→14:05奥多摩駅 解散
この日奥多摩駅は大変混雑しており、2人のメンバーと駅で合流出来なかった。先にバスに乗っただろうということで増便された後のバスで水根の一つ先の奥多摩湖へ。奥多摩湖は紅葉と青空を映し輝いていた。
水根バス停でようやく全員集合。久しぶりの再会の方が多く、近況報告したりしながら「奥多摩むかし道」をスタートした。
最初は緩やかな登り、その後は西久保の切り返しまで下りとなる。歩きやすく柵も取り付けられている山道だがゆっくり下る。この日は多くの人とすれ違い、この道を何度も歩いたことのあるFさんはこんなに人が多いのは初めてだと驚いていた。場所によっては街中のように賑やかだった。
下り終わったところで昼食。そこからはほぼ平らな舗装道となる。道所吊橋は同時に2人しか渡れない。ここをゆっくりと渡ってみたが、思ったより揺れなかった。
牛頭観音、厳道の馬頭様などの石碑が点在し、この道が昔いかに厳しく、多くの人々や牛馬にとって難所であったか、往時の苦労がしのばれた。
今回の計画は半分の境橋まで。境橋バス停から予定より1本早いバスに乗り奥多摩駅へと戻った。
紅葉はピークを過ぎていたが、晩秋の緩やかな山道歩きを楽しめた。
記 酒井




























