浅間嶺清掃登山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 2名 健常者 4名
平成30年12月2日 浅間嶺 合計 6名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:人里(9:50)…人里峠(11:00)…浅間嶺(11:35-12:10)…払沢の滝(14:30)
        …払沢の滝入口(14:45)
天気:曇り一時晴れ

 今日は、好天の予報だったが、少し雲が多い。浅間嶺は、とても展望の良いところなので、多少雲があっても、周囲の展望を期待したい。

 人里(へんぼり)でバスを降りる。昭文社の地図では、バス停の少し先に登山道があるように書かれているので、行ってみるが、道標はない。SDさんが自治会館にいた方に聞いたら、少し戻ってから舗装道路を上がるとのこと。駐車場を突っ切って行ってみると、舗装道路があったので、それを上っていく。

 道路の横には、とがった岩の石垣が続く。積み上げるのに相当の時間を要したのではないか? 根気のいる作業を成し遂げたことに頭が下がる思いだ。

 最後にある一軒家から登山道に入っていく。木々の色づきはあまり良くないようだ。植林帯や竹の林も通過していく。さらに登ると、山腹に家が建っている。家の前に、「平成29年8月13日に、テレビ朝日の”ポツンと一軒家”で放送された一軒家であることが紙に書かれてある。家の前を歩いてみる。

 とても展望がよく、南秋川を隔てた対岸の山がよく見える。その山腹にハートマークがあるらしい。伐採後の形がハートマークに見えるので、きっとそれだろうということになる。奥には、井戸もある。上のカエデがきれいに色づいている。

 そこからさらに登っていく。道標のあるところで、休憩したが、その少し先に人里峠があった。峠では休憩しないで、そのまま山頂を目指す。

 樹林帯を登っていくと、山腹が伐採されて非常に展望の良いところに出る。まず、大岳山が見え、さらに御前山が見えるようになる。さらに行くと、七ッ石山方面も見えてくる。雲取山かなと思ったが、七ッ石山の影に隠れて見えていなかったようだ。はっきりとした山座同定はできなかった。

 そこから2つほど小さなピークを越え、トイレやベンチのある広場に出る。山頂は、そのすぐ上だった。

 山頂に出ると、さらに展望が広がる。富士山方面の南側は、低い雲に覆われて山が見えなかったが、北側はとてもよく晴れて、近くの山がよく見える。大岳山から御前山、そして奥秩父方面まで見える。ここでも山座同定は難しくできなかった。

 もう20年ほど前になるだろうか、このピークで若い二人の結婚祝いを行ったことがある。山頂で大宴会だったことを思い出す。その時はFさんご夫妻も一緒だった。というより、Fさん夫妻の企画だったような記憶がある。今なら、酔っ払ってしまって満足に歩けないのではないだろうか?

 山頂で写真を撮った後は、下山にかかる。時間的に早く、足もそろっているので、小岩に下って長時間バスを待つより、払沢の滝方面に下って、時間があれば滝見物をしようということになる。

 展望の良い尾根を歩き、冬枯れの落ち葉の広い尾根から、トラバース気味に下っていく。しばらく下ると、峠の茶屋に着く。茶屋の名前は、「みちこ」。今回紅一点のSさんの名前と同じだ。なんとなく親しみを感じる。しかし、今日は茶屋は休みだった。

 そこから甲州古道を下る。そして車道に出て、下っていく。途中、近道をする。真っ赤に色づいたモミジがきれいだ。足下には、タチツボスミレが咲いている。桜は十月桜だろうか?

 バス停に着く前に払沢の滝への近道があったので、払沢の滝に行ってみることにする。整備された遊歩道だが、木の道が滑りやすく、要注意だ。木工細工の制作販売をしている建物を過ぎ、さらに行くと2段50メートルほどの払沢の滝があった。水量はそれほど多くはない。みんなで写真を撮って引き返す。

 払沢の滝入口バス停で、予定より30分ほど速い、ここが始発のバスに乗ることができた。ゆっくり座って帰ることができて、とてもラッキーだった。

                                                             記:網干