景信山忘年山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 2名 健常者 7名
平成27年12月19日 景信山 合計 10名 会員外 障害者 0名 健常者 1名
コースタイム:小仏(10:40)…景信山(11:55-13:25)…小仏峠(13:55-14:00)…日影(16:25) 天気:快晴

 今日は、忘年山行だ。大きな事故もなく、今年最後の山行を迎えられたことは、とにかくありがたい。多くのみなさんの協力に、ただただ感謝です。

 

 16人の参加予定だったが、直前になって6人がキャンセルになってしまった。忘年山行にしては淋しいが、久しぶりに参加する方もいて、いつもどおり和気藹々と歩き始める。

 

 車道から急な登山道を登る。日影はとても寒いが、日が当たるところはぽかぽかしている。いつもながら太陽のありがたさが身に染みる。

 

 今年の新人で、年間9回参加したKMさんが、Aさんのサポートをして登っていく。若い人たちに、どんどん力を付けてもらって、これからの山仲間アルプを託したいものだ。

 

 尾根に上がり、気持ちの良い道を登っていく。植林帯の多い道だ。さらに登って、小下沢への分岐に着く。ここでは休憩せず、山頂を目指す。ジグザグの道になるが、次第に空が近づいてくる。階段が出始めると山頂は近い。

 

 左手には、大山をはじめとした丹沢の山々が見え始める。都心の高層ビル群やスカイツリーもよく見えている。今日はすばらしい天気だ。

 

 トイレを過ぎ、山頂のすぐ手前にある景信茶屋に行く。今日は、ここで餅つきをするため、予約をしてもらっていた。テーブルには、「KSさま周辺休憩所」と書かれた紙が貼ってある。茶屋に着いたことを伝え、テーブルで待っていると、小屋の方が蒸された餅米を持ってきて、臼に入れてくれる。さあ、餅つき大会の始まりだ。

 

 まずはこねることが大切なんだとMさん。少しこねた後は、餅をつき始める。本当は、こね5割、つき5割くらいが良いらしい。とにかく餅つき体験、全員が餅をついてみる。全盲のAさんも、障害のあるMちゃんはお父さんと一緒に杵を持ってつく。良い思い出になったのでは?

 

 今回は、きなことおろしを準備した。どちらもつきたての餅と合ってとてもおいしい。どんどん食が進む。しかし、今日はキャンセルの人が増えてしまって、10人で1升の餅は食べきれない。近くを通った登山者や子どもに声をかけて食べてもらう。みなさん、思いがけないごちそうを喜んでいた。私たちは、おなかがとても重くなった。超満腹だ。

 

 食後は、山頂に行って集合写真を撮る。賛助会員のKRさんも今日は初サポートを体験する。すばらしい展望を楽しんで、小仏峠へと下る。

 

 とにかく腹が重くて、全然消化していない。小仏峠からまっすぐ小仏に下る予定だったが、早く着きすぎると思い、城山方面に行き、日影に下ることにする。

 

 少し登り返して、ずっと登山道で下る。腹に全ての血液が行ってしまったようで、とても眠い。途中で、休憩したら、眠り込んでしまった。でも少し寝たらばっちり目が覚めた。

 

 久しぶりのMちゃんは下りに少し苦労している。滑りやすい落ち葉をわきによけてあげたりしながら、みんなで協力しあって下って行く。このあと忘年会があるが、予定時間より少し遅れそうなので、林道に下りてからすぐに電話で連絡した。

 

 日影発16:40のバスに乗り込み、高尾駅に向かう。高尾駅では恒例の忘年会。いつもどおり、しっかり盛り上がって、今年1年の登山を締めくくった。

 

                                                                 記:網干