西御荷鉾山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 2名 健常者 5名
平成27年10月31日 西御荷鉾山 合計 7名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:駐車場(11:05)…西御荷鉾山(11:35-12:20)…投石峠(12:50-12:55)…
        東御荷鉾山(13:55-14:25)…駐車場(15:30)
天気:曇り後晴れ

 今回は、新町駅からバスで法久まで入り、そこから石神峠経由で東御荷鉾山に登り、西御荷鉾山に縦走する予定だったが、参加人数が少ないこともあり、レンタカーで行きましょうという提案が持ち上がった。参加者全員の了解を得て、レンタカーで行くことになる。

 

 462号線から御荷鉾スーパー林道に入るところは、道幅が狭く急坂で対向車が来たらたいへんなところだ。無事にそこを通過し、みかぼ高原荘の先にある駐車場に車を置く。ここは西御荷鉾山への登山口となっている。当初の計画よりはずっと楽なコースに変更することになる。

 

 駐車場から幅の広い道を緩やかに登っていく。大文字の切り払い付近に来ると、階段になる。ススキの斜面で展望が開けてくる。父不見山方面かと思ったが、見えていたのは城峰山方面のようだ。車酔いしたY君が少し調子が悪く遅れ気味だ。しかし頑張って登ってくる。

 

 駐車場から30分で西御荷鉾山に到着。ここは展望が良い。榛名山が見え、その左には妙義山、浅間山、その右に四阿山と鼻曲山、浅間隠山が見える。南側に目を転じると先ほどの城峰山方面と二子山方面が見える。ここで少し早い昼食タイムとする。調子が悪かったY君も元気になった。M君は、走り回るほど元気いっぱい。

 

 昼食後は、投石峠に向けて下る。南側は植林だが、北側は紅葉した木々が美しい。正面にはこれから登る東御荷鉾山が急角度でせり上がっている。かなり登るようだ。

 

 投石峠に到着し、東御荷鉾山の登り口を探す。少し尾根の右側に行ったところから登山道が付いている。かなりの急斜面だ。ずるっと滑りそうな登山道をY君を下から押し上げながら登っていく。ジグザグに登り、さらにトラバースしていく。足下が切れているので、注意が必要だ。特に下りは要注意。しかし、周囲は紅葉が美しい。紅葉したカエデの向こうには登って来た西御荷鉾山が見えている。

 

 慎重にトラバースし、さらに山腹をトラバース気味に登っていくと、歩きやすい広い尾根に上がる。少し岩場もあるが、こちらも展望の良い東御荷鉾山に到着する。今まで曇り空だったが、次第に天気が良くなってきた。ちょうどこの山頂が雲の切れ目で、関東側が曇り、上越側が晴れになっている。しかし、関東側も次第に晴れてきている。

 

 東御荷鉾山の山頂では、Iさんがお湯を沸かしてコーヒーを振る舞ってくださる。今日はハロウィーンだ。Y君もカボチャの仮面を持ってきていたが、どうも車においてきたらしい。山頂では、市原から来たという方から写真を撮っていただいた。

 

 下山は、最後の箇所を慎重にくだらなければならない。Kさんの適切なサポートもあり、M君もしっかり下っている。全員、無事に投石峠に到着。ここから車道を歩いて駐車場に戻ることになる。駐車場の手前で、西御荷鉾山山頂直下の大の字が見えた。この大の字は送り火ではないようだ。昔、麓の村で疫病が流行し、西御荷鉾山の不動尊に平癒祈願したところ疫病が治まったことから、大願成就を記念してかり出したらしい。

 

 Kさん運転の車に乗り込み、途中、白寿の湯で暖まって帰途についた。

                                                                 記:網干

 

《参加者の感想》

 うす曇りの空の下、針葉樹と広葉樹の分け目を行く登山道…木洩れ日が差した時は、紅葉した木々が息をのむほど美しい、秋の山でした。

 周りの山より、ちょっと標高が高いので、行程変更のお陰で楽をしつつも(^^;優越感が得られた頂上からは、群馬の山々が一望で気分が高揚しました。ホームページアップを楽しみにしています。

 今回の山行も「楽しかった!」と息子。一番良かったのは「温泉!」との事…登山の後は確かに最高です♪

 息子にとっては、長い1日でしたので、帰りは疲れがみられましたが、翌朝はすっきりしていました。今回も「山はいいなぁ、来てよかったなぁ」と思いました(o^o^o)

                                                              記:F.Iさん