第18回ふれあいハイキング(大福山・梅ヶ瀬渓谷)報告
NO.
日付
場所
参加者
会員 障害者
3名
健常者
8名
1
平成20年11月30日 大福山・
梅ヶ瀬渓谷
合計 16名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
5名
  コースタイム:養老渓谷駅(10:45)…大福山展望台(12:35-13:25)…
         梅ヶ瀬渓谷(14:25-14:30)…林道(15:40-15:45)…
         養老渓谷駅(16:25)
天候:
快晴

 小湊鉄道の車窓から見える、紅葉が次第に深まってきた。最高の天気に恵まれた晩秋の1日、紅葉狩りの観光客もピークを迎えたようで、車中は満員で立っている人が多かった。

 養老渓谷駅も、大勢の人たちであふれかえっている。自己紹介を済ませ、色づいたモミジの下を通って大福山に向かう。

 大福山まではずっと舗装道路だ。展望の良い渓谷橋や水草で水面を被われた黒川沼を過ぎ、少し休憩し、衣類調整をする。今日は、11月末とは思えないくらい、ぽかぽかの小春日和だ。

 麻生原トンネルを過ぎた梅ヶ瀬渓谷との分岐には、出店がでていた。ここで少し休憩して、大福山へ向かう車道を登る。登るにつれて次第に展望も広がり、紅葉の美しさを増してきた。

 女ヶ倉橋からはすばらしい展望を満喫する。子どもたちは、テントウムシを掴まえて楽しんでいる。この付近からのモミジはみごとに色づいて、真っ赤な色を楽しませてくれる。月崎駅への分岐を過ぎて少し行くと、駐車場に止めきれなかった車が車道の脇に止めてあった。

 駐車場でトイレを済ませ、山頂に向かう。途中、カエデの木にぶら下がっていた実がなんだったのか、みんな不思議そうに見ていた。

 階段を登ると大福山の展望台に着く。大勢いたが、空いた場所を見つけて座り、昼食タイムとする。Fさんがサンタの帽子をかぶり、チョコレートなどをみんなに配ってくださった。他のグループの人たちはうらやましそうに見ていた。

 展望台に登ると、遠くの高層ビルとその手前の海が見えた。双眼鏡を使うと、アクアラインや海を行き交う船も見えた。反対側の山々の紅葉も俯瞰できて、すばらしい展望だった。

 ここから少し車道を行って、梅ヶ瀬渓谷に下る山道にはいる。今までの車道とは全く違い、滑りやすく慎重に下る。しかし、紅葉は下るにつれて色合いが増し、きれいになってくる。

 梅ヶ瀬渓谷に下り立ち時間を見ると、日高邸跡まで行く時間がないので、そのまま渓谷を下ることにする。何度も飛び石づたいに沢を渡り、河原を下っていく。途中で素晴らしい紅葉を見上げることができた。子どもたちは、洞窟が現れることを楽しみにしている。

 上空が開けてくると林道が近づいた証拠。それでも何度か河原を歩き、ようやく林道に到着した。ここでトイレを済ませ、駅に向かう。子どもたちは、なぞなぞを出して喜んでいる。

 行きと少しルートを変更し、宝衛橋経由で駅に向かう。宝衛橋に着いた時、ちょうどカワセミを発見した。遠くてはっきり見えないが、何人かの方が飛んだところを見ることができた。

 快晴の秋の一日を、紅葉と展望、渓谷歩き、そして最後にカワセミを楽しんで過ごすことができました。

記:網干

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